1966年〜1967年に、NET(現テレビ朝日)系にて実写テレビドラマ化された。1966年4月から9月まで放映された『忍者ハットリくん』(東映京都テレビプロ)と約一年後に1967年8月から1968年1月まで放映された『忍者ハットリくん + 忍者怪獣ジッポウ』(東映東京撮影所)の2シリーズがある。第一シリーズのオープニングには藤子不二雄のイラストが、第二シリーズのオープニングには鈴木伸一のアニメーションが使用された。 第一シリーズは忍者学校を卒業し、武者修行のため下界へ下りたハットリくんが、たまたま知り合ったケン一くんのうちに居候し、第二シリーズでは山に帰って寂しい思いをしていたハットリくんが、冷凍おせち から現れた忍者怪獣ジッポウと仲良くなり、たまたま山に遠足に来ていたフジ夫くんと友達になり、たるんだ下界を正すためにフジ夫くんのうちに居候し、それぞれ騒動を起こすというストーリー。 ハットリくんは原作と同じ「顔のマスク」を被った子役俳優、第一シリーズでは双子の野村光徳と野村好徳が、第二シリーズでは水谷克之と浜路義朗が演じた。声は両作とも熊倉一雄が担当。他に牟田悌三(ケン一のパパ)や左卜全(木曽仲経脳屁之斎斎(きそのなかのり のうへのさいさい))などが出演していた。第2シリーズには子役時代の松坂慶子が出ていたことも有名。なお、一時期杉良太郎がケムマキ役で出演していたという情報が流れたが、全くのデマ(本人が否定。ケムマキは傍田勉説が有力[1])であった。 実際、ケムマキは杉にあまり似ていない(参考資料)。 フィルムは東映チャンネルで放映された第一シリーズの第1話以外のポジは所在不明である。なお、第二シリーズはDVD化されている。 なお、本作の楽曲の一部は後に『仮面の忍者 赤影』に流用されている。 1981年〜1987年にかけ、テレビ朝日系にてシンエイ動画によりテレビアニメ化された。この番組は、放送時間帯移動の変遷が大きかったのも特徴である(変遷の詳細は下記参照のこと)。2008年5月1日よりテレ朝チャンネル(CS)で平日朝7:30〜8:00(4話分放送。なお再放送は同日14:30〜15:00)で放送されており、全話収録ではないもののDVD化もされた。 『ドラえもん』、『怪物くん』とヒットして来た、シンエイ動画・テレビ朝日の藤子アニメ第3弾。夕方の帯(18:50〜19:00)と日曜の朝(9:30〜10:00)に放送されていた『ドラえもん』の後番組である。このアニメ版ではタツノコプロ出身の笹川ひろしが総監督に就任。それまでの藤子アニメとは一味違った新たな方向性を見出し、後進の藤子アニメにも大きな影響を与えた。ハットリくん達がずっこけるときの台詞「ズコー!」は子供達の中で人気を博し、その後の笹川の関わった藤子アニメは、『パーマン』の「ヘコー!」や『オバケのQ太郎』の「オター!」などにみられるように、ずっこけの台詞が決められた。また、ウィークリーマンション が過去に関わった『ハクション大魔王』に登場する「それからおじさん」に通じる忍者姿のカラスで『ソレカラス』(声:梨羽由記子)というキャラクターも作られた。また原作のエピソードが少ないのを補うため、アニメオリジナルのエピソードが数多く作られている。 1983年3月に、月曜19:00〜19:30の週一の放送に格上げされ、15分2話形式となる(後に新作一本と過去の再放送2本となった)。なおこの月の関東地区では、帯、日曜、月曜7時と並行して放送されており、まさに「ハットリくん尽くし」の月であった。翌4月に『パーマン』が帯で開始されると、帯放送からは撤退。更に「藤子キャラ御三家」として、ドラえもん、忍者ハットリくん、パーマンの頭文字をとり『ドラ・ハッ・パー』なる造語も流行した。 しかし1985年に『藤子不二雄ワイド』が放送開始されると再び時間帯移動する。他の藤子作品と共にこの番組枠内で放送された。その際、帯時代と同じ10分1話形式に戻され、キャラクターデザインや色指定も若干変更がなされた。1987年4月に『藤子不二雄ワイド』が終了すると、再び18:50〜19:00の帯番組となり、同年10月より『パオパオチャンネル』枠(金曜日)で放送された。 なお、原作よりも一足早く1987年12月に放送は終了するが、最終回らしい内容とはいえず(影千代がひっそりとプラカードを持って「おわり」と告げたのみ)、次回からは何事もなかったかのように再放送が続けられた。 香港では『忍者小靈精』のタイトルで放送され、広東語版主題歌「忍者」も作られた。 『忍者飛翔』(にんじゃひしょう)は和田慎二の漫画作品。 白泉社花とゆめ、別冊花とゆめで執筆されたシリーズもの。現在、メディアファクトリーから出版されている。 旧家・伍堂家の一人娘の乳母であった亡き母の遺言にしたがい、不用品回収 を守り続ける謎の忍者「飛翔」の物語。 伍堂 真琴(ごどう まこと) 本作ヒロイン。女子高に通う16歳(高校2年生)。 旧家・伍堂家の一人娘だが、お転婆で気が強く、およそお嬢様らしくない性格。生まれてすぐに実母を亡くし、八重に育てられたため、ね太郎とは乳兄妹。家柄の所為か何かと事件に巻き込まれ、そのたびに飛翔に助けられている。ね太郎に想いを寄せる一方、飛翔にも心惹かれているが、ふたりが同一人物であることは知らない。 ね太郎/忍者・飛翔(にんじゃ・ひしょう) 本作主人公。17歳。伍堂家に仕える使用人にして、真琴を守る使命を帯びた凄腕の忍者。人間の能力を遥かに越えた身体能力を持ち、並みの忍者では到底太刀打ちできない強さを誇るが、それらをいつどこで習得したのかは謎。 幼い頃、八重に連れられて伍堂家を出たが、八重の死後再び使用人として戻ってくる。普段は冴えない使用人「ね太郎」として、真琴や他の使用人たちにどやされながらも働いている(主に薪割りと真琴の世話)。また真琴の背中を流すなど、彼女の裸を見ることを唯一許されている。カナヅチで薪を割ることができる。しかし真琴の身に危険が迫ると、忍者「飛翔」の姿をとって真琴を守り抜く。なお、ね太郎は前髪が顔の半分を覆っており、飛翔は口当てで鼻から下が隠れているため、彼の顔の全容が明らかになったことは無い。 また、「怪盗アマリリス」中の「アルカディア作戦」にも登場。このときも真琴を人質に取られる形で参加している。 八重(やえ) ね太郎の母で真琴の乳母。真琴は「横浜 マンション 」と呼んで慕っていた。劇中では故人であり、回想でしか登場しない。ね太郎に真琴を守るよう遺言して亡くなる。 『忍ペンまん丸』(にんペンまんまる)とは、いがらしみきおの漫画作品。および、それを原作にしたテレビアニメである。 月刊少年ガンガン(エニックス 現:スクウェア・エニックス)において1995年4月号から1999年4月号まで連載。全11巻。アニメは1997年から1998年にかけて放映された。 いがらしみきお初の少年漫画。『ぼのぼの』と同じく動物が主人公であるが、同作品のような哲学的なストーリーは殆どなく、基本的には明るい児童向けギャグ漫画である。 月刊少年ギャグ王に短編ギャグの『忍ペンまん丸絵日記』が1997年9月号から1998年5月号まで連載され、ガンガンWINGにも何度か外伝が掲載された。 第43回(平成9年度)小学館漫画賞児童向け部門受賞(エニックス、現スクウェア・エニックスとしては史上初)。しかしエニックスお家騒動の為、絶版。ファンからは絶版に対する非難の声も上がっている[要出典]。復刊の予定は未だ不明だが、BOOK OFFや、古本市場など、古本屋では普通に購入可能。連載後半からは、雑誌の読者から募集したキャラクターを登場させるために、ストーリーの構成上必ずしも必要ではなさそうな描写・挿話が入るようになっている。 動物達が忍者として暮らす山々の一つ・念雅山にある日、じいやさんがペンギンを連れてきた。『まん丸』と名づけられた天然ボケなペンギンは、頭領のネンガ、先輩のタヌ太郎・ツネ次郎など、お山の変な仲間たちと修行に励む毎日を送ることになるが、念雅に代々伝わる天容の笛がネンガの弟ギオが率いる羅門衆の手により奪われてしまった。それを取り返すべく、まん丸とタヌ太郎とツネ次郎がギオを探しに旅に出るが……。 原作版ではストーリーの途中まん丸達がギオを探す為、山から離れ旅に出る長い話となり登場人物も限られていたが、アニメ化が決定すると旅に区切りをつけ再び念雅山付近が中心の話に戻る。 アニメ版では旅はするもののすぐに終わる。旅の中での話は山付近で起きたギオ探しとは関係ない話に殆どが直されている。