酒を利用した奴良家秘伝の技。盃に波紋が広がる間敵を焼き尽くす。 ぬらりひょん リクオの祖父で、妖怪の総大将。初代頭領だが、二代目が早逝した為、隠居の身でありながら頭領を務める。昔は悪行の限りを尽くし、「闇世界の主」と言われていたらしいが、現在はその妖術を無銭飲食などのせこい手段に使ったりしている。過去には妖怪の天敵である陰陽師の本家で飯を食って帰って来た事もあるという。三代目を継ぐのはリクオであると強く思っているが、リクオが自分のように人様に迷惑をかけることを嫌がっている点は、あまり良く思っていない。若い頃は覚醒時のリクオによく似た姿だった。 読み切り版も同じような設定。よく宇佐美家に勝手に上がりこんでご飯を食べていたりする(ぬらりひょんの特性から)。宇佐美家の母親以外とはわりとうまくやっているらしく、祖父などとは将棋をよく打っているらしい。 真・明鏡止水(ぬらりひょんのめいきょうしすい) その圧倒的な存在感で威圧することにより、相手から冷凍食品 を認知されなくする。ぬらりひょん曰く「わしの杯に波紋は鳴らない」。 カラス天狗(からすてんぐ) 奴良家に棲む妖怪の一人。小柄で小さな錫杖を持っている。リクオの世話係である妖怪たちのまとめ役であるが、たまに空回ることもしばしば。自身が妖怪であることを否定し、思い切った行動も取るリクオに手を焼いている。そのせいか、最近ではぬらりひょんにさえ「リクオに対して過保護だ」とまで言われている。 普段と覚醒時のリクオの三代目襲名に対する考え方の大きな違いを不思議に思っている。 雪女(ゆきおんな) 奴良家に棲む妖怪の一人。リクオの側近であり、彼自身をとても慕っている。外見はリクオと同い年ぐらいの美少女。雪女なのになぜかマフラーをしている。奴良家の家事全般を担当している様子(リクオ曰く美味しいが冷めている食事を作るらしい)。リクオの幼少期には逆さに吊るされるなど、よくリクオに遊ばれていた。 リクオが妖怪の姿に覚醒して以来、お供としてリクオと同じ学校に通学している(リクオは4年間気付かなかった)。人間時の名前は及川氷麗(おいかわ つらら)。彼女に言われてからはリクオも普段から「つらら」と呼ぶようになる。妖怪の天敵である陰陽師が大の苦手でゆらには怯えっぱなしであるが、学校では平気。ちなみに何組かは不明である。百鬼夜行の際は、覚醒したリクオの姿に頼もしさを抱いている。 「畏」の旗や「ぬ」のハンカチ(ところ天の助が使ってる物に似ている。この場合の「ぬ」はぬらりひょんのぬと思われる)などの様々な小道具を持っている。 雪化粧(ゆきげしょう) 呪いの吹雪。相手を凍りつかせ粉々に破壊する。 青田坊(あおたぼう) 奴良家に棲む妖怪の一人で、リクオの側近。見上げるような大男で首に髑髏の数珠飾りをしている。屈強な肉体と怪力の持主で、奴良組の主力。「奴良組の突撃隊長」を自称し、戦いでは黒田坊と共に先陣を切ることが多い。 リクオが妖怪の姿に覚醒してからは人間に化け、雪女と共に同じ塩分 に通学している(雪女同様リクオには気付かれなかった)。また、リクオをパシリに使おうとした人間を懲らしめた後に、いつのまにか暴走族「血畏無百鬼夜行(ちいむひゃっきやこう)」の頭(ヘッド)になってしまっている。人間時の名前は倉田(くらた)。 黒田坊(くろたぼう) 奴良家に棲む妖怪の一人。青田坊と同じくらいの背の高さで旅の法師のような笠を被っている。一人称は「拙僧」。青田坊とは仲がいいらしく、百鬼夜行の際には常に勝負を競っている「もう一人の突撃隊長」。暗器の使い手で、暗殺破戒僧の異名を持つ。リクオが正式に跡目候補となってからは彼も護衛に回ることになった。しかし、初日の満員電車で、揺れたはずみで運悪く鳥居に痴漢と間違われてしまうなど詰めが甘かったりする。 人間には基本的に無関心であるが、痴漢疑惑を晴らしてくれた鳥居に関しては恩義を抱いている。 暗器黒演舞(あんきくろえんぶ) 法衣の下から無数の武器を繰り出して敵を不意打ちする。 三羽烏(さんばがらす) カラス天狗の3人の息子。浮世絵町の多数の烏を従えており、諜報役として活躍する。馬頭丸の操る巨大な妖怪を一瞬にして蹴散らすなど、戦闘能力も高い。普段は人間の姿をしている。 首無し(くびなし) 奴良家に棲む妖怪の一人。ハンサムな青年なのだがその名の通り、首と胴が離れている抜け首の妖怪。戦いの際、絡新婦の糸と毛倡妓の髪を編みこんだ糸を武器とする。旧鼠の手下により制服を破られたゆらに服を貸してやったことから、覚醒したリクオに「女に甘いな」などと言われている。リクオが正式に跡目候補となってからは彼も護衛に回ることになった。酒に弱い。 毛倡妓(けじょうろう) ウェーブが入った長い髪の女の妖怪。かなりの美女で、奴良家の台所で家事をしている。巨乳で雪女からは嫉妬されている。清継たちが奴良家を訪れた時にうっかり姿を見せたため、それ以来彼らとの間では「リクオのお姉さん」として振舞っている。戦闘においては髪を絡ませて相手を縛り、バラバラにする。ネズミが嫌い。リクオが正式に跡目候補となってからは彼女もマンション 横浜 に回ることになった。 朧車(おぼろぐるま) 奴良家に棲む妖怪の一人。ぬらりひょんの乗り物でもある。 納豆小僧(なっとうこぞう) 奴良家に棲む妖怪の一人。 なにかと廊下をせわしなく走っている。 河童(かっぱ) 奴良家に棲む妖怪の一人。庭の池に住んでいる。リクオが正式に跡目候補となってからは彼も護衛に回ることになった。人間に化ける事ができるが、水かきは消えない。 [編集] 奴良組傘下 木魚達磨(もくぎょだるま) 奴良系「達磨会」会長で、奴良組の相談役の妖怪。容姿、性格と人間そのものであるリクオが、妖怪一家である奴良組次期頭領になることに疑問を抱くが、真の姿を知り徐々に認めていくことになる。 鴆(ぜん) 奴良系「薬師一派」組長で、奴良組幹部。リクオの義兄弟で、三代目を継ごうとしないリクオを諭す為にぬらりひょんが呼び寄せた。荒々しい性格の青年で、怒ると猛毒をもつ羽を飛ばして攻撃する。自身が持つ毒のおかげで身体を蝕まれ、余命幾許もない。一度は三代目を継ごうとしないリクオに愛想を尽かすも、自身の部下に裏切られ殺されそうになった所を覚醒したリクオに助けられ、改めて義兄弟の盃を交わした。しかし、今でも「昼のリクオ」には不満を覚えている。毒の影響でよく吐血する。 牛鬼(ぎゅうき)/梅若丸(うめわかまる) 奴良系「牛鬼組」組長で、奴良組幹部。英語研修 の最西端にあたる捩眼山の頂上に組の本部を置く。物静かで慎重に物事を考える性格のため、周囲からは「行動が鈍い」「牛の歩み」と揶揄もしくは非難されることもある。幻術を用いた戦いを得意とし、剣術も覚醒後のリクオと互角の実力を誇る。 元々梅若丸という名の人間であった[2]が、幼い頃に今生の別れとなった母親を、かつて捩眼山を支配していた牛鬼に喰われ、それがきっかけで魔道に墜ち妖怪と化し、山の妖怪を引き連れ人里を襲ううちに彼自身が牛鬼と呼ばれるようになった。母の菩提を弔うため、数多くの人間を殺したが、奴良組との三日三晩の抗争の後敗北し傘下に加わる。その時に当時の頭領であったぬらりひょんと親子の盃を交わしており、孫であるリクオにもぬらりひょん同様に成長してほしいと期待していた。 奴良系一派のリクオ三代目襲名否定派の一人で、 旧鼠を影で操っていた「ボス」の正体。しかし幹部会での的を射た発言ゆえに他の否定派の者からさえも「いい子ぶりやがって…」と煙たがられていた。内憂外患を山と抱え込んだ奴良組の将来を案じたがために謀反を起こし、捩眼山に清十字怪奇探偵団と共にやってきたリクオと自ら闘いその器を試そうとする。最後はリクオと相討ちになり、責任を取るべく自決しようとするが、リクオに止められる。昼のリクオからも三代目を引き継ぐ決意を聞かされ、若頭襲名の席にて改めてその罪を許され、再び奴良組の傘下に戻ることとなった。 牛頭丸(ごずまる) 牛鬼の腹心の妖怪。髷を結い左目を前髪で隠した青年。冷静かつ残忍な性格。幼い頃から馬頭丸と共に牛鬼の側に仕え、馬頭丸と並び牛鬼からの信頼が最も厚い部下である。 呪文を聞かせることで人間を操ったり惑わせることができ、「爪」と呼ばれる日本刀を使って戦う。油断した雪女を圧倒して負傷させ、駆けつけたリクオと互角の勝負を展開。最後は背中の爪ごと身体を切り裂かれて敗北した。牛鬼の処分に伴い、牛鬼組の跡目候補として、本家あずかりの身となるが、雪女とはいまだに犬猿の仲である。事実上本家の人質という立場にあるが、カラス天狗からぬらりひょんの護衛任務を与えられるなど、それなりに実力は買われている様子。平和ボケした本家の空気を嫌っているが、リクオに対しては多少興味を抱いている。 牛頭陰魔爪(ごずいんまそう) 背中から最大8本の巨大な爪を繰り出す。 馬頭丸(めずまる) 牛鬼の腹心の妖怪。馬の横浜 一戸建て を頭にかぶっている。傀儡糸を使って人間を操ることができる。牛頭丸と共に牛鬼が最も信頼を寄せる妖怪だが、牛頭丸には牛鬼により認められたいが故のライバル意識を抱いており、常に牛頭丸の先に行こうと競っている。しかし、牛頭丸に比べると少し間の抜けていて、楽天的なところがあり、捩眼山温泉での戦いでもゆらや三羽烏の登場という不測の事態に慌てていた。牛鬼降伏後は牛頭丸と共に奴良組へ復帰した。しかし、事実上の人質扱いということに気づかず、「楽しそう」と言って、牛頭丸に突っ込まれていた。 うしおに軍団(-ぐんだん) 馬頭丸の傀儡糸によって操られる複数の巨大な妖怪集団。 一ツ目入道(ひとつめにゅうどう) 奴良系「独眼鬼組」組長で、奴良組幹部。一つ目の大男の妖怪。奴良系一派のリクオ三代目襲名否定派の一人。やたらと「組のために」と口にし、リクオによる牛鬼の処分にもただ一人納得しなかったが、それが却って自らボロを出し派閥内での孤立をも招く結果となり、遂にはリクオ相手に理論でやり込められる。 もったいないお化け(もったいないおばけ) 奴良系「御化組」組長で、奴良組幹部。 算盤坊(そろばんぼう) 奴良系「妖怪商人連合」会長で、奴良組幹部。 浅茅ヶ原の鬼女(あさじがはらのきじょ) 奴良系「鬼女組」組長で、奴良組幹部。[3] 三ツ目八面(みつめやづら) 奴良系「三ツ目党」党主で、奴良組幹部。 狒々(ひひ) 奴良系「関東大猿会」会長で、奴良組幹部。振分け髪に顔のサイズに合わない小面の能面をつけた怪童。奴良組の中でも長老格と呼ばれる存在だったが、四国八十八鬼夜行の手勢に殺された。 大ムカデ(おおむかで) 奴良系「百足一族」族長で、奴良組幹部。 良太猫(りょうたねこ) 奴良系「化猫組」の頭領。旧鼠組が支配している浮世絵町一番街の前の支配者。博徒として街を長く治めてきたが、旧鼠組に乗っ取られてしまい、リクオに助けを求める。